有名・無名を問わず世界に誇るべき日本人は必ずいる。いやいなければならぬ。ただ、私たちがその人間を知らないだけだ。それなら読者に代わって、その人物を掲げてみよう。選定基準は日本人のあるべき理念型である。至誠、無私、研鑽、一途、寛容、繊細、情熱、愛情―過去には偏在していたが、現在ではある人にはまだ多くあり、ある人には多少あり、ある人にはまったく失われたこれらの美質を備えた日本人とは誰か?目利きが選んだ八名を知ることで日本人であることの誇りと自信がおのずと湧いてくる。
(「BOOK」データベースより)
第1章 広瀬武夫―ある純粋な明治人の肖像
第2章 石光真清―私の魂は後悔しないであろう
第3章 中江丑吉―自覚した大衆
第4章 小倉遊亀―人さまのために己れを捨てる
第5章 笠智衆―ひとつの理念型の死
第6章 須賀敦子―女らしさを犠牲にしない生き方
第7章 白川義員―必ず前進する。一歩たりとも引かない
第8章 陽信孝―優しさに限界はない
(「BOOK」データベースより)